タコスパーティーを開いた経緯

 タコスパーティーを夫の誕生日祝いに開いた。そのために、タコスを可能な限り手作りをした。

 タコスは①トルティーヤ、②タコミート、③サルサソース、④ワカモレソース、⑤千切りレタスの5つで構成した。

今回手作りしたタコス

トルティーヤ作り

 まずはトルティーヤを作った。富澤商店(製菓材料店)でコーンフラワー(トウモロコシの粉)を予め購入した。コーンフラワー、強力粉、塩、オリーブオイル、水といったシンプルな材料で作った。本当ははオリーブオイルではなくて、ラードを入れると美味しいらしいのだが、ラードは家で使い切れないと判断し、使用を見送った。

富澤商店で購入したコーンフラワー500g

 材料を混ぜ合わせて生地をこねていくと、意外と生地は柔らかく、くっつきやすいので強力粉の打ち粉が大量に必要であった。

こね上げたトルティーヤ生地

 生地を薄く麺棒で伸ばしたら、フライパンで両面を焼いていくのだが、今回は全部で18枚作った。焼くのにもコンロの火がセンサーが発動して弱くなってしまい、意外と時間が掛かったので、2つのフライパンで同時進行しながら生地を焼いた。

トルティーヤ生地をフライパンで焼いている様子

 生地を作り始めてから全て焼き上げるのに夫と2人で作業分担して1時間程度かかった。

焼きあがったトルティーヤ。これで18枚ある(コーンフラワー250gと強力粉を使用)

タコミートとソース作り

 次に紫玉ねぎをみじん切りにして、サルサソースとワカモレソースを作る準備をした。紫玉ねぎは一応水にさらしたが、食べてみたら辛味が少なく、甘味が強くて食べやすかった。

紫玉ねぎの彩りが美しい

 次にタコミートを仕込んだ。大きいスーパーへ行ったら、タコミート用の調味料が売っていたので、そちらを利用した。本来はたくさんの種類のスパイスを用意する必要があったので、楽をする事ができた。

タコミートを作っている様子

 タコミートは、挽き肉、トマト、普通の玉ねぎ、ブラウンマッシュルームを入れて、旨味を凝縮した。タコミートを味見した感想としては、中東のカレーのような味わいであった。

 次にサルサソース(紫玉ねぎ、おろしにんにく、トマト、パクチー、ライム、タバスコなど)とワカモレソース(紫玉ねぎ、おろしにんにく、トマト、パクチー、ライム、アボカド、レモンなど)を作った。

紫玉ねぎにおろしにんにくを入れている様子

 この2つのソースはよく似た材料であるが、実際に食べてみるとサルサソースはパンチの効いた味わいで、ワカモレソースはマイルドな味わいであった。私は、サルサソースの方が好みであったが、夫はワカモレソースの方が好みだった。

アボカドを準備している様子

 最後にレタスを洗って千切りにして、食卓にそれぞれ並べたら、タコスパーティーの準備が完了した。なお、トルティーヤを焼いた1時間を含めると、全ての準備に約2時間かかった。

タコスパーティーを開いた感想

タコスパーティーの様子。中央左がサルサソース、中央右がワカモレソース。もちろん、コロナビールにライム果汁を加えていただいた。

 タコスを食べた感想としては、非常にスパイシーで様々な食感やパクチーの香りなどを楽しむことができて、最高においしかった。トルティーヤも香ばしくて、手作りをした甲斐があった。

1から手作りしたタコス

 材料費がそこそこかかるのと、手間もかかる料理であったが、たくさんの量ができたし、私の実家の家族にも食べてもらったのだが、喜んでもらえてとても嬉しかった。もちろん、私の夫も喜んでいた。

 タコスパーティーは華やかで、人を元気にする力がある事が分かり、作って良かったと思った。

 頻繁に作れる訳ではないが、特別な時や人が集まるタイミングでまた作りたいなと思った。